さて、おうちレコーディング実験メモはとりあえず今回で最終回にしようと思います。
家で手軽に録れる環境を、出来る限りの範囲で整えようというのが私のHome Recording Studio企画の主旨なのですが、良い機材は求めればいくらでもあるし、マイクの置き方や角度ひとつで随分音が変わるもの。ここは追求すればキリがない部分で、そもそも録りたいと思っている「楽器自体」についてと同じ。メーカーの違い、個体の違い、メンテナンスをしてくださる調律師さん・・・様々な要素が絡んでの「音づくり」なのは、録音だって同じですから♬
下にいくつか、ピアノの録音について参考になりそうなYouTubeのリンクを貼っておきます。ピアノは複雑な構造からも、録るのが難しい楽器のようです。でもちょっと参考になると思いますので、同じく自宅のピアノで録りたいと思われる方の参考になれば・・・♬
■Audix グランドピアノのマイキング方法(日本語字幕)
https://youtu.be/5q-CKC_wigM
■DPA 4099P ピアノ用ステレオマイクロホン 製品紹介(日本語字幕)
https://youtu.be/xlCE1ZXy0VA
■Grand Piano recording studio microphone experiment(マイクの置き方だけでこんなに変わる!音の違いを聴くのが面白いよ♪)
https://youtu.be/xp5qN4LibZM
■Audio Technica USA: Basic Recording Techniqes :The Piano(英語)
https://youtu.be/POjRN5EQN-M
めちゃめちゃこだわって機材をそろえて宅録をしたい場合は、もう専門の方を呼んできてマイクを選んでもらって設置して頂くほうがはやいと思います(笑)
私の目的はそうではないですが、せっかく何度も本格的なレコーディングの経験を積ませて頂いたなら、自宅で録音・録画をするのにも経験は役立てたいもの。
そう思って日々やっていたこの実験も、専門のテクニカーから見たら、まぁなんというか教習所の車でアウトバーンをぶいぶい走ろうともがいているようなものかもしれません。
そこまでひどくないか・・・ポルシェが欲しいけど、フォルクスワーゲンで頑張っているみたいな(笑)しかし、物はすぐに手に入れられなくても、いざとなればフォルク(一般庶民)にだって「機材レンタル」という方法もあるわけで、経験と知識はいくらあっても損はしません!