【ピアノレッスンのヒント♪】は、普段のレッスンやコンクール講評、ピティナステップなどでよくアドバイスさせて頂くことを、ちょっとずつメモしていくコーナーです!
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譜読みの際には、まずフレーズを声で歌ってみる・歌ったように手で弾いてみることが大事だと思います。歌ったように弾くことは、表現の土台になります。
そして歌って感じたニュアンスを、ピアノでそのまま再現しようとすることが大切です。
- 歌でつかんだ山と谷をタッチで表現
- 呼吸をフレーズの表現に反映させる
- 方向性を意識した音の並びにする
- ヴィブラートをかけたい部分はピアノでもそう聞こえるような処理をする
こういったプロセスが、音楽を生き生きとさせていくと思います。
私はコンクールなどでピアノを習いたての小さなお子さんの演奏を聴く機会もあるのですが、音をフレーズで捉えて弾けているなと感じられる子もいれば、一生懸命パズルのように楽譜の音と鍵盤の音を合わせるように弾いているなと感じられる子もいます。
小さいお子さんでも、まずは歌うことから譜読みを始めると、一気に音楽性が上がるように思います。
また、声を出さずにでも頭の中で歌う練習なら、電車の中でもできます!
忙しい社会人の生徒さん、実技以外にも沢山授業のある学生さんも、
- 頭の中でメロディを歌う
- フレーズの向かう方向を確認
- 暗譜のチェックをする
こういったことを通勤・通学中にスコアを眺めながら行うだけで、家での練習もスムーズになります。
それから、ちょっと視点を変えて、音大入試にある 「視唱」について。
これはただ、「音程が取れるか」だけを見る試験ではないと思います。
本当に重視されているのは、“パッと渡された譜面から、歌心のあるフレーズを作れるか”という力ではないでしょうか?
また、私の通っていた音楽高校のピアノ科では副科として声楽が課されていましたし、ウィーン音大ではヴォーカルアンサンブルが器楽科全員の必修科目になっていました。
「歌」は音楽の根源でもあると思いますので、ぜひ積極的に取り組むことをおすすめしたいと思います。
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