本のメモ。
藝大図書館から借りてきた本で、私もデザインが大好きなアウトドアブランド、スノーピークの現会長・山井太氏が社長時代に書かれた著書。2014年の出版なので、昨今のキャンプ・グランピングブームなんてまだまだない頃のものですね。
スノーピーク製品は先ほども書いたようにデザインが大好きで、大ヒット商品の一つ「ほおずきランタン」はテラスにいつも吊るしてあります。(キャンプギアやはりお値段がはるのと、そこまで本格的なキャンプはしないので、他社製品との強度や機能面の違いがわかるほど知らないのですが・・・)
スノーピークさん、ギアの販売を通して「経験・体験」を売っているという意味では、ある意味クラシック業界が販売しているものとの共通しているような気もします。
印象に残っているのは、
・「好きな製品だけを作るブランドを構築する」→それまでにないことに取り組む以上、過去や現在を調査しても意味がない。新しい価値観を生むために徹底的に考えなければならない。これは「自分たちが持っている選択の自由を正しく行使する経営」と言えるだろう.p.182~
・情報とは自分に発信力がないと受信できないもの。スノーピークはマーケティングをしない会社だが、あえていえば経営者である私がどんどん動き発信することがマーケティング活動になるのかもしれない。p.191
そして冒頭の項にもある、
・「真北の方角」つまりミッション・ステートメントに向かって進み続ける
何をやるにしても、結局ここですよね!
自分の進みたい真北の点を見つめ直して、さぁまた頑張るぞという気にさせてもらえる1冊でした。
読んだのは夏休みなんですが笑 クラウドの整理中に発見した読書メモでした。早くキャンプの季節にならないかな〜
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