HARUKA YANO English Deutsch 日本語
屋野 晴香
兵庫県立西宮高等学校音楽科ピアノ専攻を経て東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。ウィーン国立音楽大学ピアノ室内楽科に留学し、同大学・同大学院ともに最優秀で修了。修士号を取得後、ポストグラデュエイト課程およびECMAにて研鑽を積む。現在は演奏活動のほか、レクチャーコンサート出演やワークショップ企画等、『演奏×学術的研究』のコラボレーションにも意欲的に取り組んでいる。
留学中にウィーン楽友協会主催の若手演奏家シリーズ”Young Musicians”に抜擢され、楽友協会ホールにリサイタルデビューした他、ヨーロッパ各地でリサイタルに招聘され演奏。室内楽では、Dora Schwarzberg, Herbert Kefer /Artis Quartett, Rudolf Leopold各氏とも共演。フルート・チェロ・ピアノのトリオ” Trio Prisma Vienna” を2013年に結成し、ウィーン国立音楽大学主催コンサートシリーズ”Klang Pause”、作曲家Joseph Haydnの最後の住居”Haydnhaus”でのリサイタルシリーズ”Junge Talente”(ウィーン市文化局Basis.Kultur.Wien及びウィーン市美術館博物館局Wien Museum共同主催)に推薦を受け出演。同トリオでECMAヨーロピアン室内楽アカデミーのオーディションに合格し2016年より参加、研鑽を積む。Best of ECMA Ensemblesに選出され演奏会に出演した他、2017年には演奏がオーストリア国営放送ORFにてラジオ放送された。第4回 “Youth Academy Award” 国際コンクール(イタリア) ピアノソロ部門 第3位、 第12回”Don Vincenzo Vitti” 国際コンクール(イタリア)室内楽部門にて、ヴァイオリンとのデュオで優勝。 第6回”Euterpe ”国際コンクール ソロピアノ部門 第2位。2015年第5回 “Andrea Baldi 国際コンクール”第1位、Circolo della Musica Bolognaの招聘により、イタリア・ボローニャにてソロリサイタルを行う。
帰国後、2018年度あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール「フェニックス・エヴォリューション・シリーズ」に選出され、ソロリサイタルを開催。セレーノ・ミュージックレーベルより1stソロCD《Souvenir》(スーヴニール)をリリース。好評発売中。
これまでにピアノを片岡みどり、岡田敦子、植田定和、Avedis Kouyoumdjian, Theresa Leopold, Paul Gulda各氏に、室内楽をJohannes Meissl, Gottlieb Johannes Pokorny 各氏、歌曲伴奏をDavid Lutz、器楽伴奏法をHerbert Rüdisser各氏に師事。
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。同協会にて「ピアノ・ステップ」ステップアドバイザーを務めるほか、学生時代より「ピアノ曲事典」執筆に携わるなど執筆活動も行う。2020年度より東京藝術大学音楽学部教育研究助手として後進の指導にあたる。オフィシャルサイト:www.haruka-yano.com
コメントを投稿するにはログインしてください。